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2026.07.27 

池亀 詩音

日本のTikTok Shopで本当に「売れる」のか、運用者が語ります
ブログをご覧いただきありがとうございます!

株式会社売れる越境EC社 越境EC事業部リーダーの池亀です。

海外展開支援の他に、本日のテーマであるTikTok Shop含め、国内ECモール運用も担当しております!

そんな私ですが、仕事では日々、越境ECと国内のソーシャルコマースに携わっています。そして今、現場で一番手応えを感じているのが「TikTok Shop」です。

自分でも実際に運用しているのですが、正直なところ、これまでのECとは"売れ方"がまったく違うと感じています。

今回は、2025年6月に日本上陸したばかりのTikTok Shopについて、「なぜここまで急成長しているのか」「運用してわかった売れる仕組み」「これから参入する企業へのヒント」という3つの視点から、私なりにまとめてみました!
なぜ今、TikTok Shopがこれほど注目されているのか
TikTok Shopは、動画やライブ配信を見ながらその場で商品を購入できる、いわゆる「ソーシャルコマース」のプラットフォームです。日本では2025年6月30日にサービスがスタートしました。

驚くのはその成長スピードです。報道ベースの数字ですが、ローンチからわずか約1か月で売上10億円を突破し、同年9月28日には1日で約1億円を売り上げたと言われています。2025年11月時点の月間流通総額(GMV)の推計値は約36.4億円で、前月からさらに大きく伸びているという見方もあります。

これまでのECは「欲しいものを検索して買う」という流れが中心でした。しかしTikTok Shopは、「たまたま流れてきた動画で商品を知り、その熱量のまま買う」という発見型の消費が主役です。この違いこそが、急成長の一番の理由だと私は感じています。
運用して実感した、TikTok Shopで「売れる」3つの仕組み
① 発見から購入までの距離が圧倒的に近い

従来のSNSは「認知」の入り口で、購入は別サイト、という分業でした。TikTok Shopはこの導線がアプリ内で完結します。動画を見て「欲しい」と思った瞬間に、離脱することなく購入まで進める。この迷う時間の短さが、購入率を大きく押し上げています。

② ライブコマースの「熱量」がそのまま数字になる

TikTok Shopの真骨頂はLIVE配信だと感じています。リアルタイムのやり取りと「今だけ」という限定感が組み合わさると、購入への後押しがまったく変わります。ケースによっては、通常のECと比べて5〜10倍の購入転換率を記録したという話もあるほどです。売り手の人柄や熱意が、そのまま成果に直結する世界です。

③ クリエイターの発信力を味方につけられる

ブランド自身が発信するだけでなく、相性の良いクリエイターに紹介してもらうことで、一気に届く範囲が広がります。実際、牛丼チェーンの松屋フーズはクリエイターのアレンジレシピ動画やスタッフ出演のライブ配信を展開し、参入初月から投資額に対して8〜9倍の利益(ROI)を出し続けていると報じられています。王子製薬もROAS4.2倍という成果を公表しており、業種を問わず可能性が広がっています。
これから参入する企業へ、現場から伝えたいこと
数字だけを見ると「今すぐ始めるべき」と思われるかもしれません。ですが、運用者として正直にお伝えすると、TikTok Shopは"出せば売れる"場所ではありません。

同じプラットフォームを使っていても、成果は運用の仕方で大きく変わります。どんな動画が刺さるのか、どのクリエイターと組むのか、ライブでどう熱量を伝えるのか——ここに人の企画力とコミュニケーション力が問われます。

そして越境ECの視点で見ると、TikTok Shopの面白さはさらに広がります。日本の商品を、動画という言語の壁を越えやすいフォーマットで海外に届けられる。インバウンドで日本の商品を知った海外のお客様が、帰国後もTikTok経由でリピートしてくれる——そんな循環をつくれる可能性を秘めています。
大切なのは「TikTok Shopをやるかどうか」ではなく、「TikTok Shopをどう使いこなすか」です。ツールはもう誰でも使える時代になりました。その力を最大限に引き出せるかどうかは、結局のところ使い手次第だと感じています。

私自身、まだまだ試行錯誤の毎日ですが、この新しい売り場の可能性にワクワクしながら運用を続けています。もし越境ECやTikTok Shopの活用に興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に情報交換させてください!

ここまでお読みくださってありがとうございました!

株式会社売れる越境EC社 越境EC事業部リーダー 池亀 詩音
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