売れるネット広告社

東証上場 TOKYO STOCK EXCHANGE LISTED

ブログ

体験記!クレカ不正利用から返金されるまで

2024.02.19

牧瀬 奈帆

開発部 プロダクトマネージャーのまきせです。
D2C広告の費用対効果を最大化するシステム、『売れるD2Cつくーる』の開発・運用を担当しています。
開発部メンバーはカメラを向けられると開発部のイメージキャラクター「いらすとや」さんの「ズンチャ」ポーズをしてしまいます。

さて、クレジットカードの不正利用に遭いまして、、、
2023年10月25日19時12分~19時31分までの19分間で計9回の決済で合計150,733円が利用されていました。

絶対に返金してもらう!という強い意志を持って闘ったところ、不正利用から約3.5か月で全額返金されました。
(不正利用日:2023.10.25~返金日:2024.2.7)

そこで!このブログでは、返金されるため・クレカ不正利用に遭わないためのTODOリストを体験談とともにまとめましたので参考にしていただければと思います。

前置き

今回、不正利用に遭ったのは楽天銀行JCBデビットカードです。
他のカード会社の場合は対応が異なることもあるかと思います。
ご留意のうえご一読いただければと思います!

返金されるまでのTODO

●カードを止める

私は不正利用に気付いたのですが気が動転していたため、落ち着くために家の前の居酒屋さんでビールを注文。
友達に「ビールなんて飲んでる場合じゃない!絶対に止めたほうがいい!」と言われカードを止めました。
ごもっとも、、、、。

後でわかったのですが、カードを止める=自身が利用した覚えのない取引=不正であると気づいた証拠にもなるようです。
サポート時間外でも、カードの停止は24時間可能です。

●警察に被害届を出す

厳密にいうと、カードの不正利用の場合、被害届ではなく相談届となるそうです。
この時、相談番号・担当部署名・担当者氏名は教えてもらってください
不正申請書類に記載する必要がありました。

私は、後から相談番号を元に警察署に電話で問い合わせたのですが、夜間の届出だったこともあり3部署くらいたらい回しに遭い、特定するまでに時間も労力も費やしました。
今思えば、ここが一番のストレスポイントでした笑

●不正利用に遭ったことをサポート時間内にカード会社に伝える

結論からですが、不正利用直後に電話したところで「入出金明細だけでは不正利用申請はできません。入出金明細に利用店舗が反映され自身の取引ではない場合にのみご連絡ください。」と言われます、、、。

が、後から思うと不正利用にあったことは対応履歴に残るので伝えていた方が話がスムーズでしたし、いつまでに不正利用申請すればいいか、今後の対応など相談もできるので気持ち的に安心です。

●利用店舗反映後に不正利用申請

入出金明細の利用店舗反映は、最短1日、平均1ヶ月、海外のサイトの場合3ヶ月かかる場合もあると言われました。
利用店舗が1店舗でも判明したら、“都度”カード会社に不正申請してください。
というのも、利用店舗名反映後、申請できるまでの期間が決まっています(忘れましたが短かったです。)

楽天銀行を利用している場合、アプリで入出金明細を確認できます。
毎日入出金明細を見る→利用店舗反映→都度カード会社に不正申請をしました。
謎ですが、利用店舗が反映されるたびに宝くじにでもあたったかのように気分が上がります!

●不正詳細をリストで管理

不正利用と思われる取引をExcel等でリスト管理することをおすすめします。
何度も申請のやり取りで確認されます。

・決済日時
・決済金額
・利用店舗名
・利用店舗の連絡先
・購入者情報(←これは私が犯人捜ししたかっただけですので任意項目です)

●利用店舗に直接連絡

実際のところ、利用店舗に連絡する必要はありません。
ただ、私は犯人を捕まえたい一心で連絡しました。
今思うと、特定したところでどうやって捕まえるつもりだったのでしょうか笑

まず利用店舗から通販サイトを特定し「特定商取引法に基づく表記」から電話番号を特定し「不正利用に遭いました」と電話しました。
ちなみに、自ら不正利用だと連絡したところ9店舗中6店舗が返金処理してくれました。
私からの連絡で返金してくれたのではなく、自社で導入している不正検知サービスで不正利用の疑いがあるというフラグが立っていた取引だったとのことです。
そのため、発送自体止めていたそうです。素晴らしい。

話はそれますが、店舗側も被害に遭わないために不正検知のサービス導入は必要ですね、、、。

●不正利用申請書類の返送

不正利用の申請書を送りますとカード会社から連絡がありました。
ちなみに、この時点で2ヶ月くらい経過しています。

申請書に今現在で返金されていない店舗を記載するように言われました。
申請書類にも返送期限があるので毎日ポストを確認することをおすすめします。

申請書、手書きです、、、。
どのサイトにカード情報を登録しているかとか、海外のサイトで購入した経験はあるかとか。当日何をしてたのかとか、、、。

A4サイズで2枚くらい手書きです。データで送付したい。
最後に、不正利用にあったと思う店舗を記載するところがあり、思い当たる店舗を記載しました。

ちなみに当日の私は、デートの待ち合わせで移動中でした。そして、人生初めてすっぽかされました。
そのおかげで残高確認できて早期発見できましたけどね笑
※申請書類には移動中と記載しました。

●返金同意書の返送

カード会社から不正利用申請書を確認したので審査に入りますと連絡があります。
(まだ審査しとらんかったんかい!)
この時点で3か月くらい経過しています。

そこからほどなくして、返金同意書が書留郵便で送られてきました。
今まで届いた郵便物の中で一番うれしいお届けものでした。
2月3日に書留が届き、当日中にポストに投函し2月7日に返金されました。
返金までのスピードは速かったです。

長い道のりでしたが根気よく対応して返金まで至ったので、もし不正利用に遭ったとしても諦めずに頑張っていただきたいです。

不正利用に遭わないためのTODO

●目の前でカード決済しない店舗で利用しない

飲食店での支払でカードを預けることがあると思いますが、不正利用に遭ってからカードを持っていこうとする店舗の場合カードの機械まで付いて行くことにしています。
もしくは、決済端末を席まで持ってきてもらっています。

ちなみに、今回私は飲食店でカード情報が盗まれたんじゃないかなーと思っています

●一日の利用限度額を設定する

私の場合、デビッドカードだったので銀行の残高すべて利用できる設定でした。
幸い、メインバンクではなかったのでカードの引き落とし分の最低金額を残高に残すようにしていたため約15万円程度の被害で終わりましたが給料日に被害に遭っていたらと思うとゾッとします。

設定当初、1日の限度額を5千円にしていて、当日飲みに行ってカードが利用できないと言われまた不正利用に遭ったのかと思いました。
1万円にしたときも美容室で利用できず、2万円にしたときも定期購入の引き落としがあったことを忘れコンビニで数百円なのに利用できず、、、今では3万円で落ち着いています。

設定金額も悩みどころです。

●引き落としに制限をかける

私は銀行カード一体型だったので、現金も引き出せます。
そのため、引き落としができるATM・時間・限度額を設定しました。
そんな機能があることを今回初めて知りました。

ちなみに、当初の限度額を1万円にしていたため飲み会用の現金を引き出そうとしたときにこの制限にも引っかかりました笑

まとめ

クレカ不正利用は自ら被害を最小限にできるため、対策するに越したことはありません。

『売れるD2Cつくーる』には、不正検知サービスの「O-PLUX」が無償で利用できる機能を搭載。
また、2025年3月までに義務化されている3Dセキュアも実装予定です。
売る側も買う側も不正対策は必要ですね。

おまけ

犯人が約15万円で何を買ったの気になりませんか?
犯人探しに注力したため買った商品を聞きそびれたので利用金額から調べてみました!

脇汗パッド付タンクトップ2枚入り×2set(同一店舗で2回購入)
野菜ピューレ詰め合わせセット(離乳食)
書籍(写真集)
オーガニック酵素ドリンク
いちご酵素ドリンク
オーラルケアセット
オリーブオイル
ファ〇ターズ パイルフードポンチョ

まとめると、赤ちゃんを育てる美意識の高いファ〇ターズファン、、、

おしまい

売れるネット広告社 開発部
プロダクトマネージャー
牧瀬 奈帆
X:https://twitter.com/kayIIyaFbmhViKd
(主に開発部の日常をつぶやいています)

★セミナー・イベントの案内はこちらから。共催先の募集も行っておりますので興味ある方はお気軽にご連絡ください★