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歴史から学ぶ

2019.07.29

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福本 朋哉

こんにちは。
売れるネット広告社 取締役 CTO
開発部最高責任者の福本です。

 

売れるネット広告社は7月末が決算期ですので、もうすぐ「第10期」が終わり、「第11期」が始まります。

弊社は2010年3月に設立されたので、来年の3月で「10周年」を迎えます。

「十年一昔」、と言いますが、移り変わりが早い現代では10年は大昔のような気がして、ちょっとした「歴史」が発生しはじめているように思います。

 

一般的な「歴史」という意味で、歴史関連の知識をインプットすることは、知的好奇心を満たしてくれる大好きな時間ですが、ビジネスやマネジメントのアウトプットに結び付けると、「歴史」は一層楽しくなります。

考えてみれば当たり前の話で、「歴史」とは人間が組織を作ったり壊したり育てたり衰退したりする試行錯誤の過程だからです。

どうすれば組織やチームがうまく行くのか、逆にどうなると組織が壊れるのか栄枯盛衰のビッグデータが歴史には詰まっていると感じます。
洋の東西や時代を問わず、名君・暗君には共通点があるような気もします。


また、歴史は「人」を基準に語られるのも、楽しいポイントです。
史実はどうなのかわかりませんが、「人」を基準に語ることで「感情」が透けて見え、人の「感情」が物事を動かす要因になっていると思うからこそ、歴史は「ドラマ」になります。


例えば、明智光秀が織田信長に謀反を起こした「本能寺の変」には実にたくさんの「説」があります。

光秀が信長に強い恨みを持っていたという「怨恨説」や、裏で徳川家康が糸を引いていたという「陰謀説」などです。

実際にはもっと単純に、「今信長殺せば、俺天下取れるんじゃね?」的な思いつきかもしれませんが、人と人が織りなす歴史を語る民衆は、そこに感情があることを期待しています。


歴史界隈ではこんな話もあります。
明治維新をけん引した長州藩と薩摩藩。
この二つ藩主は毛利家と島津家ですが、明治維新から時を遡ること250年前、天下分け目の関ヶ原の戦いで敗北した「西軍」に属していた大名でした。
つまり、家康率いる「東軍」に敗れた大名家が250年の時を経て徳川幕府を滅ぼしたのだ、と。

実際には250年も経っていれば、怨恨や復讐心などほとんど無いはず。
むしろ、徳川政権下で大名として地位が保証されていたので、既得権益側だったはずですし、維新を主導したのは大名のトップダウンではなく、志士と呼ばれる若手藩士によるボトムアップだったと言われています。
それでもそこに人っぽい「感情」があって、歴史を動かす要因になったと思いたい人がある一定数いるということなのでしょう。


人がなぜ動くのか、という問いに対する答えは、立場によって様々です。
ただ、マネジメントという立場から考察すると、「人がなぜ動くのか」よりも「人々は、歴史がどんな要因によって動いたと考えるのが一番しっくり来ているのか」を知ることが有益です。

感情=思い であり、「こうなりたい」「こうありたい」という思いが人を動かすように、組織やチームもまた、リーダーやメンバーの思いが原動力となって、何かを成し遂げられる(ような気がする)というフィクションこそが、人類の歴史をドラマにしている要因であり、私たちが歴史から学べる最大の教訓なのかもしれません。

 

売れるネット広告社の企業理念は、「世界中にたくさんのドラマを創る」というものです。
今週から始まる第11期も、たくさんの人の思いを乗せて、たくさんのドラマを生み出していけるように頑張りたいと思います。

 

売れるネット広告社
取締役 CTO
開発部 最高責任者
福本 朋哉

 

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