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仕事に行き詰まった社畜が観るべき映画BEST3(福本朋哉)

2016.11.08

  • ノウハウ

福本 朋哉

 

こんにちは、売れるネット広告社の福本です。

IMG_3085
芸術(人生)はいつでも行き詰まっている。
行き詰まっているからこそ、ひらける。

 

そう言ったのはかの有名な岡本太郎先生です。

 

芸術も仕事も、なんでも同じだと思いますが、
イノベーションやブレイクスルーは、行き詰まり、悩むところからスタートするものです。
悩み、苦しみ抜いた先に新しいものが「ひらける」というのはまさに至言だと思います。

 

でも、頭では分かってはいても、いざとなるとグチグチと悔やんだり諦めそうになって涙したり、
ネガティブな気持ちに汚染されたりと人生は一筋縄ではいきません。

 

そんな時、岡本太郎先生のような天才ではない我々「凡人社畜」は、
映画でも観てリフレッシュするのが一番です!
ということで、中間管理職として社畜人生を満喫している私が、
そんな辛い時に繰り返し見て励まされたり、
「やっぱりもうちょっとだけ頑張ってみよう!」という気分にしてくれたりする映画BEST3を、
誰に頼まれたわけでもないのに発表したいと思います!

 


第三位:「犬、走る DOG RACE」

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いきなり、「なんだよそんな映画知らねーよ」と言われそうですが、
私が好きなんだからしょうがありません。

 

岸谷五郎演じるヤク中(?)の刑事が、
ネオンが輝く靖国通りを走るタクシーの中で、

「二日寝てねえ」

そんな風に独り言を放つところから映画は始まり、中国マフィアや娼婦、
ヤクザなど歌舞伎町のドロドロに漬かりきった人々を
ドタバタ巻き込んで物語が展開していきます。

 

何が面白いかって、岸谷五朗が90年代の薄汚れた新宿歌舞伎町をヒーコラ言いながら走り回る、
その様子がもう熱いんです。

 

確かに90年代の新宿には、あんな感じのごった煮感とか薄汚い路地の奥で
色々な人がもがいている感がすごくあったし、
寝てなかろうが悲しかろうが辛かろうが、
人は生きるために走り続けなくてはならないんだなあと感じさせる最高のシチュエーションですね。

 

逃げるため、追うため、誰かに会うため・・・
理由は関係なくおっさんたちが顔をしかめて走り回る。
その姿を見ていると、どんなに理不尽だろうが、失敗して辛かろうが、
クライアントや上司から犬のような扱いされようが、
自分も走り続けられるような気がしてくるものです。
崔洋一が監督、主演の岸谷五朗の他、
大杉連や若き日の香川照之なども出演しているハードボイルドな作品ですが、
松田優作が映画化を熱望していたというエピソードもあったりします。

 

連日の徹夜で気持ちがやさぐれてきた社畜の皆さんにオススメの映画です。
「三日寝てねえ」そう呟きながら見てください。

 



第二位:「キングダム・オブ・ヘブン」


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「エイリアン」「グラディエイター」などを撮った
リドリー・スコット監督の歴史シリーズです。

舞台は12世紀。第一次十字軍がエルサレムを占領し、中東というイスラム世界の真ん中に、
エルサレム王国という小さなキリスト教国家を建国してから約100年経ったころ。
エルサレム王国は、常にサラディン率いるイスラム軍の脅威にさらされていましたが、
イスラム国家とのバランスを取りながらなんとか生き永らえていました。

 

ですが、排他的で攻撃的な狂信者たちが先行きを考えずにイスラム教徒を挑発・攻撃すると、
いよいよイスラムとエルサレム王国は全面戦争に突入します。

 

オーランドブルーム演じる主人公バリアンは、エルサレム王国の将として、
エルサレムに迫りくるサラディンの大軍と対峙することになります。
戦争を主導した狂信的な将軍たちがイスラム軍に全滅させられ、
エルサレムは大軍に包囲されてしまうのです。

 

圧倒的な戦力差、どう考えても勝てなさそうな状況の中で、バリアンは徹底抗戦を選びます。
自ら最前線に立ち剣を振るい、兵を鼓舞し、奇策を用いて大軍に対抗していきます。
圧倒的な不利な状況や、戦いたくない戦闘でも、立ち向かわなければならないことがある。

 

そう、仕事も一緒です。

 

リスクしか見えない営業戦略、勝機の薄い提案、失敗が明らかな案件、
炎上しているクライアント対応、不利な状況でも会社の命令で
戦わなければならないことはしょっちゅうです。
諦めたい・逃げたい・言い訳したい、
そんな時はこの映画のバリアン君のことを思い出してください。
そうです、この映画は、他人や会社の尻ぬぐいで疲れ果てた社畜の皆さんにオススメなのです。

 


第一位:「金融腐蝕列島 呪縛」


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来ました第一位!「呪縛」!
渋い!渋すぎるぜ!俺のBEST3!
この映画は、本当にオススメです。

 

バブル崩壊後、総会屋とズブズブの関係を
切れずにいる旧態依然とした大手銀行を舞台に、
変革して銀行を変えたいと身を賭して
戦うミドル社員(中堅社員、つまりおっさん)を熱く描いています。
独裁者のような会長に率いられた役員たちは、
不正融資事件でマスコミに叩かれても危機感がなく、
首のすげ替えで事なきを得ようとしますが、
役所広司、椎名桔平などが演じるミドル4人組が体質改善に乗り出します。

 

組織の膿を出し切って、自分たちの銀行をなんとか再生しようと走り回るのです。
冒頭、不正融資をどう誤魔化すかということしか考えない役員会議に乗り込んだ役所広司が

 

「こんな杜撰な融資がまかり通ると教わった覚えはありません!」

 

と正論ぶち上げるシーンは、社畜心に熱く響きます。

 

半沢直樹も面白いのですが、私怨で常務を土下座させて
悦に入っている半沢ボーイと比べてしまうと
この映画の「ミドル(おっさん)」たちの熱い行動のほうが、
よっぽどスッキリします。
執行部に逆らって、膿を出そうとする彼らの敵は強大です。
捨て石になる覚悟で戦い続ける4人のミドル(おっさん)の姿に、
社畜の皆さんであれば涙すること請け合いです。

 

業界や組織の目に見えない力に押し潰されそうになって苦しんでいる社畜の皆さん、
ぜひご覧になってください。

 

以上となりますが
仕事に疲れた社畜の皆さん、いかがでしたか?

 

立てよ社畜!ジークおっさん!
#基本的に私はだいぶおっさんなので、
おっさんがベソかきながら汗かく映画は大好物です(笑)
#皆さんも、おっさんが泥まみれになるオススメ映画があれば、ぜひ教えてください!

 

 

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株式会社売れるネット広告社
開発部 最高責任者
福本朋哉
 

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